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Channel: メディア猫の目 情報~石巻かほく »田代島を行く
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(1)鳴き声に導かれ猫神社へ

猫神社でくつろぐ、ねこ太郎と奥さん。5年ほど前は仁斗田港にすんでいたという  梅雨入りしたというものの、冷たいやませは影を潜め、日差しがまぶしい。そんな初夏の一日に、石巻市の田代島に渡った。  仁斗田地区と大泊地区を結ぶ道路の真ん中に、ぽつんと一匹の猫がいた。野良とみられる割に、毛並みはいい雌だ。...

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(2)ロッジと農 夢描き移住

「猫も好きですよ」と大久保さん。マンガアイランド周辺には10匹ほどが居着いているという  石巻市田代島の仁斗田集落から高台に上る。海を見下ろす南斜面に、マンガアイランドのセンターハウスが見えてくる。道端の雑草は、きれいに刈られていた。菜の花だけは1本も傷つけずに残してある。...

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(3)豊かな海の幸、お裾分け

刺し網から魚を外す阿部さん夫妻。自宅にも愛猫はいるが、港には来ないという  薄明の午前5時、石巻市田代島の仁斗田漁港。軽トラックが5台ほど止まっていた。もう海に出た漁師がいる。  岸壁には猫たちが集まり、海の方角を気にしているようだ。船外機の音が近づき、1隻、また1隻と戻ってきた。猫たちはソワソワが激しくなり、着岸する船を追いかけるように岸壁を走る。...

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(4)移り住み定着した若者

陸での就職を全く経験せずに島へ来た北沢さん。「好きなことをやりたかったから」と笑う。足元の岸壁の一部は震災でまだ崩れ落ちたまま  足元の海水はガラスのように透明で、沖合は絵具から絞り出したように鮮やかな群青色だ。もうすぐお昼。大泊漁港で、朝の刺し網漁を終えた北沢隆行さん(28)は、道具を片付けていた。「8月はいちばん何も獲れない時ですよ。ネウ(アイナメ)とか、メバルくらいなものです」...

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(5)街で島の獅子舞を継承

石巻中文化祭で披露された田代島獅子舞。比較的ゆったりとしたおはやしで始まり、徐々に勇壮になってゆく  石巻市石巻中(横沢昌憲校長、生徒300人)の体育館に、笛と太鼓の音色が響く。生徒たちが鳴らすリズムに合わせ、舞台の袖からゴロリゴロリと転がりながら獅子が登場した。軽快でどこかコミカルな動き。田代島に伝わる獅子舞だ。...

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(6)軽やかにカキむきの音

前日に水揚げし、滅菌海水に浸しておいたカキの殻をむく。朝8時から正午までの一仕事だ  空模様は冷たい小雨。家猫はともかく、野良たちにとっては厳しい季節がやって来る。いつもなら数匹がたむろしている石巻市田代島の田代浜共同かき処理場の前は、カキを満載した籠で占められていた。猫たちはと言えば、裏手の軒下に集まり、雨をしのいでいた。...

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(7)猫たちたくましく生活

クレスさんが預けている猫の救急箱。抗生物質、目薬、下痢止めなどが入っている  石巻市田代島の仁斗田漁港の田代浜共同かき処理場近くに、島の人が作った簡素な猫小屋が二つ据えてあった。こうした猫ハウスを、自宅の敷地内に作っている住民もいるという。...

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(8)厚い信頼受け健康守る

 石巻市田代島に向かう定期船の客室で椅子に横たわり、仮眠を取る市夜間急患センター所長佐藤仁人医師(52)の姿があった。夜勤明けだが、毎週火・水曜は仁斗田集落にある市田代診療所で島民の診療をする。同行する看護師は妻の郁さん(44)だ。 島民の健康を守り、信頼も集める佐藤医師...

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(9)交流生む老店主の笑顔

「猫にあげてください、って餌を置いていく人もいるのよ」。店番をしながら優しい笑みを見せる阿部さん  阿部ツ商店は、石巻市田代島で唯一の商店だ。アプローチの階段は日当たりが良いひな壇で、猫たちのたまり場になっている。  店主の阿部慶子さん(87)は1人暮らし。島で2番目の年長者だ。  「平成元年に、島の外へ移住した夫のおいからこの店を継いだの。夫は14年前に亡くなったけどね」...

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(10・完)生き方変えた漁師生活

自宅近くの浜で白い猫をなでる石川さん。「ライオン丸」と呼んでいる  網地島ラインの定期船が石巻市田代島の大泊漁港に到着する。恰幅(かっぷく)のいい青年が船から投じられたロープを岸壁に掛け、荷物の積み下ろしをしていた。  「綱取り」と言われる仕事をしているのは漁師の石川祐太さん(34)。2010年6月に仙台市から島に移り住んだ。...

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